Creator's Blog,record of the designer's thinking

研究者の頭とクリエイターの感性で、書き、描き、撮り、制作しています

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

PEN LIFE1493. 木枯らし1号!?

新聞の映画紹介で映画をみることはないが、こんな記事をみつけた。映画愛(毎日新聞10月29日日曜版6面)がそれだ。映画「ゲット・アウト」を例に、今なお残るアメリカ社会の人種差別について書かれた映画紹介である。 ならば映画をみてみよう。でっ、みた結果…

番外編303. 3次元の空間の意味

画像は、目下制作中の人口15,000人の都市計画の一部。森と植物に囲まれた居住環境を意識している。こんな都市型マンションなら即完売でしょう。既に現存しないタイプなので定量的なデータがなく、これを採取するためにモデルプランを作ってみた次第。それに…

PEN LIFE1492. アカデミックな話

さて台風が通過してゆく週末。今度は太平洋側を通過してゆくので、いまのところ本土への影響は小さいが、また雨の週末だ。 台風の中心が通過してゆく沖縄では、ダイビングどころではないだろう。いや実は違うんですね、波の来ない入り江などで結構潜っていた…

PEN LIFE1491. トロトロと夜なべ仕事

画像はオーバーハングした岩の壁面の底だから、エアが上に抜けず岩の隙間に溜まっている。溜まった以上は永遠にこの状態!?。というわけでもないが水の流れがあるから、いつかはエアが上に抜けてくれるのだろう。つまらないものに関心を持った。 今日も3DCGの…

PEN LIFE1490. 学校教育

この2週間は雨が続いていた京都もやっと晴天が続くようになった。いつもの秋か。 さて、福島の都市計画プロジェクトも部分的に完成に近づいた。救われるのはレンダリングの早さだけど、それ以前の3DCGを制作する過程でデータ量が増えるとソフト自体の動作が…

PEN LIFE1489. 海底の地形

台風が秋雨前線を引き連れて去って行った。昨日は、一週間ぶりに青い空が眺められた。ただし午前中だけでしたが。 これがヨーロッパだと冬の何ヶ月間はずっと厚い雲に覆われてすごすことになる。京都はそれよりましか。さて新聞をみても私の頭を刺激する記事…

番外編302. 酸素の吸い方

さて沖縄の画像に戻ろう。空港に向かう途中で立ち寄ってくれた展望台からの石垣島。ダイビングに没頭していたので気づかなかったけど、キタテアゲハが飛び込んできたタップリ夏の風景だ。 撮影機材はリュックの中でパッキング済み、ならばiPhonで。そんなケ…

EOSな日118. 固有の空気

早朝、博多の街を散策した。 マンションが多いストリートを抜け、セブンイレブンで珈琲を飲みながら考えていた。 今の博多の街は、横浜と似ている。それは最近の都市開発のなせる技だけど、海外交易で発展してきた歴史経緯もある。博多の海外交易の歴史は、…

EOSな日117. 博多

週末博多へ出かけていた。 ファッションビルと屋台が1つの風景のなかで同居してしまうのが博多だ。そういうミスマッチの風景が当たり前のように存在するところに博多の面白さがある。実際街の中にある屋台は、雨にもかかわらずどこも繁盛している。台風が接…

PEN LIFE1488. iPhon誕生10年

大きな珊瑚の尾根をゆく。山の尾根を歩いているのと同様の感覚だけど、違うのは珊瑚の上に落ちないこと。だから中性浮力でバランスをとりつつ、BCDのエアを少しずつ抜きながら私たちの船を目指す。 今年でiPhon誕生10年。つまりスマホ誕生10年。ウィンドショ…

番外編301. 人口15,000人の都市のデザイン

このブログ画面の、MIKAMI'S Blogをクリックすると2週間分のブログが見られます。毎日こまめにFBからリンクして当日分だけ読んでいただいている読者もいるので、一応書いておきます。 今日の画像は、現在関わっている都市計画プロジェクトのために私が制作し…

PEN LIFE1487. 風神雷神図!?

今週の画像は、岩の間のスリット状になった空間で撮影していたと記憶している。正面の岩の向こうにも空間があり岩陰に魚が生息していた。我々は、光が差してくる上の方へ抜けたけど、実はスリット状の空間とか洞窟は、突然の崩れるのではないかという恐怖心…

PEN LIFE1486. 思考のエスキース

ブログを毎日書く習慣があるのはよいが、そうなると毎日画面に向かわざるをえない。今日は10月16日である。今日書いたブログのアップはgooの予約投稿を使い10月19日木曜日である。それを前提で書いている。京都はこのところ雨が続き気温も下がっているためか…

PEN LIFE1485. 秋というよりは冬の実感に近い

さて洞窟的スリット空間の続き。幸運なことにウミウシがいる。といって希少種ではなく注意していればよくみかけ、貝殻が縮小し、体内に埋没するなどして消失した後鰓類(こうさいるい)だというのがWEBの解説。そんなもんはどうでもいいよ、というのがこちらの…

PEN LIFE1484. 宅配便クライシス

洞窟!?、ここは岩の間のスリット状の洞窟的空間といったらよいか。そんな画像ばかりじゃ暗くなってしまう。たまには、こんなところで潜ってますという地形でもアップさせておこう。インストラクターは岩に顔を突っ込んで魚を探している。まあ珍しいエビがい…

PEN LIFE1483. 一般化(Generalization)そして合わせ技

やはり岩穴には生物がいた。画像ではわかりにくいが中央やや左上の岩穴から黒いおちょぼ口の魚がこちらの様子を見ている。岩穴というのは、魚の住処になることが多い。 さて日本とアメリカの産業は方向性が真逆だという話をしよう。それを図で示せば簡単だ…

PEN LIFE1482. 芸術の秋!

海底の浮遊物が堆積した岩もライトをあてると意外な色が登場する。もちろんライトをあててみた結果論なのだが、そうするとアートだと思われるときもあれば、たいしたことがないという場合もある。先ずはライティングして撮ってみるほかない。こういうときは…

PEN LIFE1481. ツユベラ

潜るとこの綺麗な魚は遭遇する機会が多い。これだけ体に特徴があると名前も見つけやすい。それはツユベラだろう。魚眼レンズだから近寄ると魚が逃げるので撮れないのだが、こちらが静かにしていると魚の方から近寄ってくる。そこで連写だ!。 ダイビングの時…

PEN LIFE1480. イチモンジブダイ

パナソニックのマクロレンズで当たればヒット位の意識で撮っていたが、実際当たれば迫力がある画像だ。それに遠くからねらえるので魚に警戒されない。だが撮ったはいいが、体模様がわからないので何の魚かは考察しないと・・・。 あの特徴的な大きな白い歯で…

Nikon Freak129. 名称不明の貝

海底には貝のような生物が口を開けている光景をよく目にする。ログにもとどめないし特に話題になる生物でもない。それにしても生物なのか、ということ自体私はわからない。WEBで類似画像をひくとシャコ貝などの記述がある。シャコ貝などはよく見かける海底の…

Nikon Freak128.  ギンガハゼ

さて石垣島で最初に潜って遭遇したのがギンガハゼだ。学術上平成の天皇陛下が命名されたとWEBには記述されていた。そこで宮内庁のWEBサイトをみると、明仁親王による28編の海洋生物、とりわけハゼに関する研究論文が掲載されている。つまり天皇陛下は海洋研…

PEN LIFE1479. 雑事は忘却の彼方へ

さて沖縄のダイビング画像だけは、たくさんある。しばらくはこれでつなごうというわけだ。そんな画像を見ていると、よこぞこんな野蛮な世界に行きたがるものだと思われる。だって毒のある魚や凶暴な魚も一つ海の中にいるわけだから。ウミヘビ、ハブクラゲ、…

PEN LIFE1478.  メガネゴンベ

今回パナソニック製のマクロレンズを初めて水中で一度だけ使ってみた。E-M1のハウジングにも入るしオリンパス魚眼レンズ用反射防止フードがそのまま使えるのでセッティングは世話がない。 だが実際に撮影すると、オートフォーカスは迷うことが多く焦点を合わ…

PEN LIFE1477. マンタと眼があった?

さてマンタについて少し勉強した。 1.動物学的分類は、サメなどと同類の軟骨魚類、ヱイ目、トビエイ科 2.マンタの外見的な特徴は、頭鰭(とうひれ)、外鰭穴、胸鰭、尾鰭とまう全身鰭づくし 3.マンタの出会える海は、インドネシアバリ島、パラオ共和国、タイ、…

PEN LIFE1476. カ・メ

ダイビングが終わって家に帰ると撮影画像の整理から始まる。つまりなんでも撮っておこうという精神だから、ピントが合っていない、ブレている、アングルが悪い、魚に逃げられている、さらには何を撮ったか自分でもわからない、それにE-M1は3枚連写のオートブ…

PEN LIFE1475. ナンヨウマンタ

中性浮力は禁止、岩場に張り付いてまさに息を潜めていると、遠くのサンゴ礁の山からマンタの大きな体が見えた。あっ、でかい。数メートルはあるだろうか。ぐるぐると回っているようで見えては隠れて、隠れては見えたりする。そんな光景を堪能していたら、こ…