2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日の画像は、正面のお寺に続く石段からの撮影であった。神社の大きな形態はみあたらないかわりに、お寺の背後の崖沿いの狭隘な敷地がお墓になっているという、なんとも平地の少ない地形の事情が伺える。 鞆の浦が私達の記憶に登場するはるか以前の私が子供…
映画の舞台に出てくるような神社の境内である。そう思うのは鞆の浦が、しばしば映画の舞台いになったところだから、映画でみた風景の記憶が私の頭の中に残っていたせいなのかも知れない。 船番所に上がってゆく途中にあるお寺に続く石段である。お寺と書きな…
先日、身分証明書の顔写真をつくるために、京都ヨドバシに出かけた。セルフの撮影しかなくやむなくこれで撮影していた。 その後売り場を徘徊して、ニコンD800Eなどをもてあそんでいた。 ようやくフィルムと同等の情報量を持ったフルサイズ3000万画素代のロー…
コンパクトなオリンパスのカメラ使いもう一人あげるとすれば、造園家の池原謙一郎だろう。 先生は旅に出るともっぱらオリンパスXA4を、列車の窓台に置いておき、いつでも撮影できる状態にしてあったし、自ら運転しない車では助手席に座り、常にカメラから手…
この画像を見ていたら、なんとなく「ペンな画像」という言葉を思い出した。フィルム時代のオリンパスペンのプリント画像は、ハーフサイズというのもあってネガの粒子が見える固有の見え方であった。それをカバーすべくというわけでもないが、画面にいろんな…
adobeCSのソフトを私の研究室で購入した。IDとパスワードをWEBで登録しなければならない。そこで、私の在籍を証明する身分証の写しを送った。ところが期限切れという返事が来た。身分証明書をみると随分前に切れている。でっ、身分証明書の発行を申請する事…
鞆の浦では、デジタルペンのiFinishというカラーモードで撮影していた。 ブログでは、それをモノクロ画像に変換してある。ところで、 カラーモードをPhotoshopでモノクロ画像に変換している画像よりは、 最初からデジタルペンのモノクロモードで撮影した方が…
広島出張の一番の話題は、工学部廃止でなんとも現実味のある話であった。その原因は、少子高齢化もあるが、やはり大学の圏域人口数が少ないのが要因だろう。といって大都市部で安心かというとそうではない。 私が非常勤で実習を受け持っている名古屋の美大は…
広島の大学の先生と話していたら、なんと彼が在職する工学部は在学生が全部卒業する4年後に廃部が決定したそうだ。従って今年から入試を行わない。すでに公表されたとのことである。 その原因は、もとより広島市から1時間と立地が悪い上に、少子化そして学生…
鞆には呉から広島の大学の先生のクラウンで案内してもらった。 前日の夕食会で、広島の先生曰く、やはり疲れない乗り心地やサービスなど、車としてのつくりはトヨタですよ。ホンダはスタイルが良いけど、紙です、という言葉が記憶に残っている。だからトヨタ…
鞆地区は、道路橋の建設か反対かで大いに揺れているが、この街は、大変静かな港の風景を呈している。かっては瀬戸内海の潮待ち風待ちの港として、近隣の御手洗とともに発展してきた。福山市に近い分だけ、街の発展や進化は早かったのであろう。それだけに伝…
広島県福山市鞆地区へ視察に出かけた。ここは今、都市計画家や建築家ならばだれでも知っている答えのでない大変大問題を抱えているところである。 それは、調度左側のフェリーが停泊しているあたりから右側へ、港の真ん中を横切る道路橋を架ける計画が広島県…
映画の舞台に出てくるような神社の境内である。そう思うのは鞆の浦が、しばしば映画の舞台いになったところだから、映画でみた風景の記憶が私の頭の中に残っていたせいなのかも知れない。 船番所に上がってゆく途中にあるお寺に続く石段である。お寺と書きな…
コンパクトなオリンパスのカメラ使いもう一人あげるとすれば、造園家の池原謙一郎だろう。 先生は旅に出るともっぱらオリンパスXA4を、列車の窓台に置いておき、いつでも撮影できる状態にしてあったし、自ら運転しない車では助手席に座り、常にカメラから手…
昨日の名古屋は、もはや5月のすがすがしい光とは異なり、夏の始まりを思わせるような光であり、湿度の高い少し蒸し暑い気候だった。5月のすがすがしい気候の時にあまり撮影に出歩く時間がなかつたために、 ブログの画像はまだ春に未練が残っている。 さて出…
カメラを構えていると、通りかがった通行人は、映ってはまずいだろうと思うらしく頭を下げて通り過ぎる人が多い。お心使いはありがたいのだが、こちらは超広角レンズだから、頭を下げたどころか既に全身が映ってしまっている。ご苦労様というほかない。とい…
金戒光明寺から街に続くこの階段の風景が、空間的に広がっていて、そして街に入るとギュッとした空間になる。歩いているとそんな空間の変化が面白い。 碁盤の目の京都市内だが、路地があったり行き止まりがあったり、実際に京都の道は多様である。それがこの…
この週末の京都は青空が広がり綺麗な光で、視覚的には地中海性気候なのだが、肌寒い日が続いている。朝晩はストーブが必要になる。 5月でストーブと書くと異常気象のように思われる向きもあるが、実は気候は正常である。北海道では雪が降っているし、5月で暖…
昨日は、五月晴れ、ただし強い冷たい風が吹いていた。朝晩はストーブをつける位に冷え込んでいた。 そしてこの時期にしか見られない風景がある。それは田植えの時期の一面に広がる水田に水が張られ、大地がまるで湖のような風景に様変わりする風景である。そ…
ブログを5年近く書いていると、頭真っ白でなにも思い浮かばん、ということがある。そういうときは、思い浮かばない自分を魚にして、ブログを書いていたかもしれない。まあそういうときは、酔っぱらっているときだからかも知れない。 酔って書くと勢いで過激…
毎週水曜日は朝6時には起きており、1時限目から授業が3コマ続き、その準備やら後片付けでヘトヘトになり、その足で京都のクロッキー教室で勉強し、夜遅く家に帰るというあわただしい1日である。こうした魔の水曜日を越すと今週も普通のスケジュールに戻って…
背後の森が深いためか、雨の日は黒谷へという合い言葉になりそうなぐらい、ここは湿った空気がよく似合う。 この日は奥まったお寺で多分古典音楽だったかの、公開イベントをしていたようだ。路地への入り口に案内が立っていた。なんとも地味なイベントである…
パリのスナップ集京都版がまだ頭にある。背景の建築が日本の伝統建築であるというのは、パリの背景が石造のロココ調やバロック調のクラシック建築であることを思えば、やむを得ない。 さて人物はどうか、残念ながらバリのように京都人はあけすけではなく、む…
パリの街と人物すなわちライフスタイルを一堂にスナップしたぶあついモノクロームの写真集は、我が国でもいくつか出版されている。私の手元にも、Lyu HANABUSAのPARIS PARIS,新潮社,1998.がある。そのパリのスナップ集を見ているとパリという街にあらゆる世…
湿度が低く、空気が澄んでいるときの時の風景は、5月に多いののだが、天気予報では結構小雨の時もあり、今年の連休は、雨と晴れ間が断続的に続く不安定な天候状態だった。時折の雨で埃が飛ばされ、夕方の晴れ間には空気の澄んだ、そして山や樹木が立体的に見…
街を歩いていると道を横切るように、まれに惣門に出会うことがある。惣門とは街道筋に設けられた番所の名残であり当時の往来を監察していた。道が時には門が閉じられて通行が出来なくなり、都への行き来が制限されるというのは、現代の感覚からすれば信じが…
五月は気候の変化があり、暑かったり、雨が続いたり、突然晴れたり、そんな変化のなかでとても綺麗な光に出会ったりする。そういうときに、仕事帰りであり、あっ綺麗と思いつつ通り過ぎてゆく。撮影できなかったのは残念と思いながら。 多分湿度が低いので風…
寂れる一方のお寺も京都市内には数多くある。お寺さんも生きたり死んだりする。仏教では諸行無常と説いてあるのだから、故人のすみかであるお寺さんが永遠に続くという理はない。 およそ都市のあらゆる要素が諸行無常なのである。永遠に続いて欲しいというの…
今日は忙しい1日だった。ようやく自宅のMacにたどりつくことができた。 さて京都市内は自転車都市である。自転車があれば市内の大概のところは回れると行ってよい程度の空間規模なのである。当然近所に買い物に行くのにも自転車は欠かせない。 鴨川沿いの自…
画像は、また寺院建築かと思うが、京都は1600箇所の寺院があるので、生活の中で至極普通にお寺さんが関わってくる。それぞれに由来があり、この画像を撮影した場所である寂光寺は、碁の「本因坊」の起源となるお寺さんであり、境内には名士らの墓所もある。 …