2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日は、難儀な東京のビジターがやってきた。なにしろ午前10時半に京都駅待ち合わせ。というのもこちらは朝7時に家をでるので、それから3時間半、街を徘徊して時間をつぶさなければならない。大学では仕事が山積みなのにさ。 そればかりではない。上七軒歌舞…
Mac3台のデータ整理や新学期の授業の準備に追われる頃である。データ整理も一段落した頃、気分転換にEOS1Ds MarkⅢのホームウェアでも更新しようと思った。 相変わらずWEBではらちがあかないので電話でサービスセンターだ。でっ、「リモートアクセスしますの…
昨日は、あっというまに1日が過ぎた。なにしろ年度末だから事務から、「研究寄付金が4848円余っているんですよ。余らすと寄付者に返すんですよ」。まさに、はぁ!、である。ならばびったしに使えばよいのだろう。 こういうときに助けになるのはアスクルでもWE…
最低気温0°、相変わらず寒の戻りの京都である。例年だと、この時期は秋に開催される建築学会大会への投稿論文のお手伝いをしている頃である。それはおもに学内規定で義務化されているので、いわば院生達の実績づくりを大いにサポートし、時には執筆までして…
別に建築史が専門ではないが、仕事だから古い民家は勉強や記録のために撮影しておく。しかし古民家は嫌気がさすほど地味。 ディテールの多い建築の撮影だから撮影レンズは良いにこしたことはない。その良いレンズとは、初見でこの程度の建築の写りかとがっか…
さて修了式・卒業式が終わった翌日というのは、1年間のたまりにたまった表記しがたい疲れが一気に出てくるようで気だるい朝だ。 少し時間があるとブログも書き直すことが多い。時間をおいて読むとつまらないと思うからだ。学術論文でも書き終わったら一週間…
スライドデュープ画像を眺めながら、これだろうな。もう十数年前に母のお見舞いで横須賀の療養所に出かけた頃の東京湾の空を一寸CONTAXで撮影したcloudだ。画像は、秋頃撮影したと記憶している。 フランス映画「男と女」でドービルの海岸を思い出すまでもな…
オールドニッコール・レンズのテスト画像というわけでもないが、なるほど着物は綺麗に撮れてはる。といって後ろ姿のお姉ちゃんだから綺麗だとは限らないが。 古いレンズの性能と言うよりはニコンDfのプログラムのお陰だろう。フルサイズならではの機材なので…
慶良間の海は、舞台にたったように青い緞帳が遠くにおりているように見える。その中を静かに魚が通りすぎる。そんな気分で画像を見ていたら、ここは本部だった。慶良間とよく似ている。 例年になく忙しい大学生活の1年の終わりが近づくにつれて、私の研究室…
一寸空いた時間にオールドニッコール、ただしくはNikkor-P・C Auto105mm/F2.5をニコンDfに付けて持ち出してたまには古都を撮る。それはどこかカメラ雑誌的発想でつまらない気分濃厚だ。機材はどてらを着たニコンというイメージが相応しく、今時この大きなボ…
スライド画像の再生はPhotoshopの修復力によるのだが、デュープを作る撮影機材はニコンDfだったな。ひょっとしてこれって私的に使えるのかなぁー。そこで連休中にひっぱりだし、オールドニッコールレンズをつけて持ち歩いていた。 さしあたり35mm/F2.8と、Ai…
EOSとニコンの使い回しの連休が続く。 この画像はDfにオールドニッコールレンズで撮影したものだ。オールドニッコールはパキンと大変シャープで小気味よく写る。それがこの時代のニッコールレンズの特徴である。当時私の回りのグラフィックの編集者達は、そ…
操作することに慣れているし、それ自体が好きなオタッキー志向理工学系のニコン、一切オートで撮影できて面倒がないですよという文系のキャノン、当然内視鏡を始め医療機器に使われている医学系オリンパスといった具合に、撮影機材とアカデミックな属性とが…
往年の、つまり60年前の地味なオールド・ニッコールレンズ+Dfで撮影してみた。 色が少し地味で渋いのかと思ったりするが、現代のニッコールレンズと大きな違いはない。実際Photoshopで修正を試みたが、発色が僅かに良くなる以外にさしたる修正点はなかったの…
まとまった仕事をする時間もないので、デジタル・デュープしたフィルム画像の整理をしていた。そしたら、こんな画像を発見した。この撮影機材はニコンF4だな。ならばNikon Freak再開である。 画像は、かって本格的に使用したニコンFフォトミックFTnだ。いま…
EOSなシリーズで飽きないうちに、デジタルEOSも加えておこうと思った。 なにしろこの機材は彩度の高い発色の良い色が好きだ。彩度の高い街といえば心斎橋筋とか新世界か。しかしこんなんアップしておもろいのか。やはりつまらんという結論になり、御手洗のス…
こんな画像をライフの写真集で見た記憶がある。確か旧ソ連邦の街中での量り売りだった。今は旧ソ連邦からも中国からも、こんな露天商は無くなっているだろう。中国の近代化は急ピッチなのである。 建築だけを見ていると隣棟間隔の狭い2階立てRC像の住戸が並…
人なつこい魚だ。ブログの方は相変わらず行間がバラバラ。 そういうのはほっておいて、今日は東京スケッチ。つまり東京から依頼された仕事で福島県のある新都市のイメージを製作中。ようやく半分ぐらい完成し明日で仕上げようと意気込むと、京都の不動産屋か…
画像は、2007年頃に撮影した上海泰康路の界隈だ。アーティスト・アトリエやショップがあるこの煉瓦の建築群は、市の歴史遺産として今も残っている。 だが現在は、この周囲はすべて高層マンション群によってとりこまれている。私達が訪れた時は周囲のスラム化…
またよりによって雨の中、鳥取県倉吉市に出張していた。伝統的建造物群保存地区の視察である。ここは規模も大きいし、街づくりも努力しているところである。そのかいがあり結構今風職人ショップも食事処もありビジターも訪れるところである。 だが百聞は一見…
木江地区の油屋を生業としてきた木造5階立ての建築である。画像では見えないが屋根を突き出て5階部分がある。このブログでは2008年2月21日に取り上げている。平地の少ない島だからこのような建築形態になったのだろう。 往事の人達の空間感覚が現代住宅より…
2005年春先の瀬戸内海を訪れた集落めぐりは面白かった。画像は、伝建地区御手洗から木江地区へ足を伸ばしたときのものだ。平地が少ない島だから木造3階建てはあたりまえで、なかには5階立てもあった。この画像もスライドフィルムからのデジタルデュープであ…
さてスライドフィルムのデュープ画像も、ここまで復元できれば申し分ない。 画像は、雲南省の大理近郊を徘徊していた私達の一行が、民家の門前で老人と遭遇したときのものだ。話を進めてゆくと文物の研究者とのことだ。 日本よりはるかに歴史のある中国だか…
本島笠島は、歴史の経緯からして要塞として町を形成してきた。だから先を見通せない路が続く。そのことが正面に建物が見えたりして結構よい景観となっている。 こうした本降りの雨の中では、45mmのテレ・エルマリートが重宝する。レンズに雨滴がかからず、遠…
備讃瀬戸の一つ塩飽諸島の本島笠島へ出張していた。早い時期に伝統的建造物群保存地区に指定されたところだ。 なんでこんな日を選んだかと思われるような本降りの雨の中、オリンパス7-14mmレンズのフィールド・テストを兼ねているから、むしろ好ましい環境と…
中国世界遺産麗江のメインストリートは、どこか原宿竹下通りのような空気でつまらない。そこでこれをパスして小さな門をくぐり細い露地沿いに進むと普段の顔があるわあるわ。 正面のカップルが肉まんをほおばり、なかなか密度の高そうな空間だなと思ってレン…
ニコンDfでロッカー1台分のスライドフィルムのデュープを作成したことは前にも書いた。デュープ画像は少しガッカリさせられる写りだったし、使うことのない保存用とあきらめていた。 だがPhotoshopで修正すると魔法にかけたように、スライドフィルムに近い状…
そろそろSAIPANのダイビング画像もつきてきた。 眼をこらしてみると正面の岩の上辺りに微かに4匹のマダラトビエイがいる。魚の方が動きが速く、しかもこちらは魚眼レンズなのでこのあたりが限界だ。彼らを見送ってこの一年のダイビングも休養期間中。 昨日・…
2005年にフィールド調査で出かけた離島、広島県大崎上島の木江集落は、下島の江戸時代の風待港御手洗集落同様に旅籠や遊郭らしき古い建築がならぶ。 正面の建築は木造3階建てだが、この集落には木造5階立ての建築もあり、2008年2月21日のブログで紹介した。…
EOSな日もせっかくシリーズタイトルを付けたのだから1枚位は画像をアップさせようとライブラリーを探していた。 そしたらなんとフィルム時代のE0S3で撮影したスライド画像のデジタル・デュープを見つけた。丁度2005年の今頃の季節に瀬戸内や山陽路を訪れた時…