Creator's Blog,record of the designer's thinking

研究者の頭とクリエイターの感性で、書き、描き、撮り、制作しています

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ドローイング551. 小説:小樽の翆479. 純血の喪失

「でっ奥さんを口説いた決め台詞はなんだろう」 ベーヤン「僕も技術屋だから正直にいっちゃった。思わず『うーーん、今日は一発やりたい!』ってつぶやいたら、Vigyがいきなり僕の股間を握って『出したい!』っていって、それでOKサインだよ。それが初デート…

ドローイング550. 小説:小樽の翆478. Kikiの口説き文句

リュウ君の話の続き・・・ 「それでベーヤンに熱を上げていたKikiはどうしているんだろ」 リュウ「僕のまわりはもてない男が余っているし、Vigiの田舎は若い女の子が余っているから、僕の嫁が、Kikiをもてない君に紹介したんだよ」 「ほう、こんなパンデミ…

ドローイング549. 小説:小樽の翆477. その後のKiki?

リュウ君の話の続き・・・ 「ところで、子供産みたいといってたKikiはどうなるのだろうか・・・」 リュウ「自立して弟と二人で暮らしているようだ。でも突然『米がない!』、なんてメールがきたから、今は毎月お小遣いをあげている。今は世界中がパンデミッ…

ドローイング548. 小説:小樽の翆476. フィリピンへの送金

リュウ君の話の続き・・ 「それでVigyとの仲はうまくいったんだ」 リュウ「もちろんシーガオという南の島でバカンスですよ。そこで熱く燃えちぎったズラ。そこまでは良かった。そしたら本社から帰ってこい!、と命令だよ」 「社名に逆らえないサラリーマンだ…

ドローイング547. 小説:小樽の翆475.カソリックの世界だからねぇー・・・

リュウ君の話の続き・・・ ところでVigyとの仲は順調に盛り上がったのかい。 リュウ「それが言葉の問題があるズラ。だから少なくとも僕は10回ぐらい、彼女にフラれた」 リュウ「田舎の人だから、純朴なんだけど、それだけに少し難しいことを頼むとだめなん…

ドローイング546. 小説:小樽の翆474. メロンヤン!

リュウ君の話の続き ところで、Kikiが登場してくると、一人の男を二人の女が追いかける構図ができてくる。つまり三角関係だ。 「それでKikiは?」 リュウ「フィリピンの女の子は、彼氏が他の女とできていても関心がないんだ。私がVigiを愛しているよ!、とKik…

ドローイング545. 小説:小樽の翆473. イソップの寓話

リュウ君の話の続き・・・ 「Vigiとの中は、それですんなり決まっちゃったんだ」 リュウ「ぞれが、すんなりでもなかったんですよ」 「ホウ!」 リュウ「Vigiには、お誕生日のプレゼントあげたりしてラブラブだったんですよ。日本にゆこうよ!、そう言ったんで…

ドローイング544. 小説:小樽の翆472. リュウ君と奥さんのなれそめ

青森のリュウ君が、インボの治療のために小樽にやってきた。 寒い時でも行動的なのは青森の人だ。それで病院の帰りにナンタルのカフェで・・・。 「治療は?」 リュウ「最近、改善したんです。処方薬が効いたから・・・」 「それは朗報じゃん!。今の奧さんと…

ドローイング543. 小説:小樽の翆471. 暗く寒い小樽の1日

アチキも仕事を終えるとデッサンの勉強に励んでいる。そういえば聞こえがよいのだが。 人間の背中は、肩甲骨が左右にあって、中央を首から僧帽筋、そして下部に広背筋が逆V字型に走り大臀筋へ続いているはずだが、実際はもっと多くの筋肉が見えている。肩甲…

ドローイング542. 小説:小樽の翆470. 二人のム・ラ・カ・ミ!

近郊の山は、まだ雪は積もっていない。このところの寒さで花々も枯れて落ちようとしている。雪間近の曇天でこちらの心も暗くなる。 街へ帰ってお茶だね。 この時間なら明菜姉ちゃんが画材屋でたむろしている頃だろう。 最近では、時折画材屋の主の代わりに店…

ドローイング541. 小説:小樽の翆469. フレッシュエア

11月の小樽の気候は、最高気温が10°以下、晴れたり曇ったり、雨も降り、雪が降りだした。 街を歩く人々は、もう冬の格好だ。 これから長い冬に入る前の少し中途半端な天気が続く。 夕べは翠と激しく燃えたので体がドンと重たいのだが、どうして女はこんな時…

番外編503.読谷村座喜味城趾へ

実は、今回ダイビングの他にどうしても沖縄に行かざるを得ない仕事があった。それは来年1月締切の学術論文のための資料収集だった。執筆スケジュールからすればこの時期がタイムリミットだったのである。 先ず県立図書館では座喜味城の遺構出土品などの資料…

Fisheye48.動画による新しい視界の発見

これまで動画で撮影するのは、半水面撮影ぐらいだった。浮上するときに水中と空中の境目の面白さがある。そこを狙っていると、遠くの背景にダイバー達がエキジットする様子などが映り、それでいて水中で梯子をあがるうとするダイバーもいて、このブログでは…

Nikon Freak570.一人静かに遊ぶ時代なのか・・・!?

何回も訪れたポイントも潜れば、当然いつものランドスケープが広がっている。 実際は、台風が来れば珊瑚などは激しい海流でなぎ倒されているかもしれないが、また再生してくるところが自然の復元力だ。 いつものようにニコンのマクロで接写し、紫色の魚はス…

Nikon Freak569. 違和感

パンデミックのため1年3ヶ月間家に閉じこもっていた。そしてようやく沖縄那覇空港に降り立った時、夏の空気と沖縄の風土に大きな違和感を感じた。それは常宿の窓からすすけた街の風景をみていても続いていた。なんだろう、その違和感というのは・・・。 だ…

Fisheye47. 魚と人間と光とランドスケープ

魚たちと戯れる人間も被写体だろう。 私もダイビングを始めた頃、つまり潜るための一番最初のライセンスであるオープンフォーターをとってから、最初に没頭したのは、ダイビング技術の習得ではなく、水中撮影だった。なにしろ、当時意欲的だったオリンパス…

Fisheye46. 水中の食物連鎖

スカシテンジクダイも沖縄を代表する魚だ。大変小さくボディは透明で、そして意志もなく同じ方向へ動き大量に群れている。それがもう一ヶ月もすると消えてしまう。つまり大きな魚の餌になってしまうわけだ。海のなかにも食物連鎖があるが、その構造を解明し…

Fisheye45. 定番のクマノミ

季節を問わず、潜れば必ず遭遇するのが定番のクマノミである。 必ず海草のところにおり、このときは子育ての最中だった。トップの画像左下のクマノミの鼻先に見えるいつくかの白い斑点模様の小さな黒い魚がそれである。2枚目の画像の回送の下の方にも黒い斑…

Fisheye44. 1年3ヶ月ぶりのダイビング

COVID-19の緊急事態宣言が終わった翌日10月1日に、私は沖縄に飛んだ。 といって直ぐに飛行機や宿が手配できるわけでもないので、3週間前から感染症のデータを集め回帰分析で予測をたて、この日なら解除されるであろうという狙いを定めて旅程を組んでいた。…

ドローイング540. 小説:小樽の翆468. 幕間26.巣ごもり

ブログを書いて、描いて、の重要ツールであるPCについてとりあげておこう。 いつからか、デスクトップマシンのマック2台体制が作業効率がよく使いやすい事に気がついた。特に2台のマックは画面共有設定にしているので、二つの画面には一つのデスクトップの…

ドローイング539. 小説:小樽の翆467. 冬が近い

地獄坂の階段に腰掛けて、下校途中の小春と歓談している。 アチキは、スケッチ徘徊の帰りにいつも地獄坂を下ると菁園中学校の放課後に遭遇する。そして窓から小春に呼びかけられた。 「あの樹木の紅葉が今年最後かなぁー」 小春「冬、どうしようかなぁー!。…

ドローイング538. 小説:小樽の翆466. 小樽のシャコ

小樽の山の紅葉も終わりかけているな。 そんな紅葉を描いたスケッチを抱えて夕方家に戻ってきた。 翠は日勤なんだ。 ほどなく翠が生協の袋を抱えて帰ってきた。 翠「アチキー、シャコを買ってきた」 「おおっ、大きいシャコじゃん」 翠「小樽のシャコはみん…

ドローイング537. 小説:小樽の翆465. 本能的な健康印

ベーヤン「色気ってどこからでてくるのかなぁー」 「異性を引きつける性的魅力って辞書にある」 ベーヤン「女の裸をみても色気があるとは限らないよ。だって生活臭くて抱くなんて気分じゃないときだってあるじゃん。うちの上さんなんか見たって起たないよぉ…

ドローイング536. 小説:小樽の翆464. みっともない人体論

ベーヤンが仕事の帰りだから小樽で飲もうよと誘いがあった。 仕事だって!。札幌の歩く下半身だけじゃなかったんだ。 ベーヤン「人間の理解も、受け止め方次第で、その先の結果が左右するよなぁー」 「受け止め方次第で・・、つまり最後通告だと早とちりして…

ドローイング535. 小説:小樽の翆463. 野菜本位の定食屋

味一は、昔からある定食屋だ。 ただ、ここはチェーン店の定食屋と違って野菜メニューが多い。 カレーライスが売りだが、もちろん野菜がたっぷりはいったカレーだ。 なによりも北海道の食材をつかったサラダが旨い。 主もダイエットには、一家言を持っている…

ドローイング534. 小説:小樽の翆462. 精神と肉体に良いことづくめの1日

紅葉を求めて、レンタカーで遠出しよう。 遠出といってもニセコぐらいまでだから、小樽から路線バスも走っている位の距離だから、郊外へでかける感覚だ。 国道5号線をプリウスのウィーーンというモーターの静かな音を感じながら、倶知安からニセコの瀟洒なコ…

番外編502. 新型コロナウィルス21. ウィルスは自滅したのか・・・

9月30日で緊急事態宣言は解除され、10月のCOVID-19の状況を前回同様のデータと方法でみた。Oxfordのデータは休日値がないので毎日公開されている感染者数は、これにあわせた。データは3月〜10月28日迄である。 1.日本の感染状況とワクチン接種回数の関係性…

ドローイング533. 小説:小樽の翆461. 冬の支度

今日は休日だ。珍しく翠も休みになった。 翠「アチキー!、冬のお布団を干しておいてぇー」 フフフ!!、雪の降る寒い日に、このお布団で翠の体温を感じながら、アレを翠の股間にこすりつけてグニョグニョと・・、寒さ忘れの冬の妄想にふけりつつ・・だ。 気が…

ドローイング532. 小説:小樽の翆460. 芸用解剖学・骨と筋肉の話

クロッキーが始まるには、まだ時間がある。 マサヒロ君とアトリエで雑談をしていた。 「あら、ちゃんと筋肉の予習をしているじゃん」 マサヒロ「予習ちゅうほどではなく、女の骨盤がよくわからないから芸用解剖学の本で勉強しただけ」 「それねぇー、モデル…

ドローイング531. 小説:小樽の翆459.  うどん屋

今日は、翠の実家のアトリエでパパが昔から続けているクロッキー教室の日だ。 それで、夕方駅前のマサヒロ君のスタジオに出向いて待ち合わせだ。 なにしろ、若いプログラマーの兄ちゃんと、ときおりやってくるフランクな大年増の経理の叔母半がいる3人だけ…