2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧
旅行と旅とは本質的に意味が異なる。 サラリーマンが休日になったので、 静養や気分転換などを目的として、どこかの観光地や温泉地へ出かけるという普段とは違う非日常的体験を目的とするのは、明らかに旅行である。観光地もそうした旅行客相手のしつらえと…
最近、日本製品がダメになったことと、PCの普及とは関係性があるといわざるを得ない。 CADで図面を書くようになってから、絵が全く描けない学生が増えた。こうなるとフィールドで民家の測定をしながら、野帳にメモを書き留めるなどということは不可能である…
大学の帰りに木枯らしが吹く肌寒さを痛感した。今年は確かに秋が短い、いや秋はなかったといった方がよい。冬間近である。 やはり冬が来る前に、佐渡の宿根木へゆきたい。もちろん雪が降った景色もよいという人はいるが、それは都会人の感覚である。雪の降る…
家には誰もおらず静かである。外は雨が降っている。二日酔いの悶々とした気分をのぞけば、静かな日曜日なのだが、それにしてもどんより曇ったメリハリの少ない秋の天気は好きになれない。 かってNHKが放映していた「里山」がCS放送で一日中放送していた。二…
注文してあったシルバーボディのPEN E-PM2が届いた。キャップレンズなるものも一緒に。前機種であるE-PM1はプロダクトとしてのデザインは異質と思われるぐらいに大変よかったのだが、最近私が常用しているリーニュクレール・アートモードがないやら、手ぶれ…
鞍馬は家々にかがり火が灯され、それが古い街並と連続して続く。いかにも火の祭を思わせる風景が続く。 露出をスポット測光に設定し、焦点を真ん中一カ所に合わせたOM-Dが相変わらず活躍するが、夜の被写体ではときどきピントを外してくれる。はっきりいえば…
まあ、京都の祭だから人の多さを見て帰るぐらいだろうという気楽な気分で4人で出かけた鞍馬の火祭り。前評判通り観客の列は、一方通行でがっちり規制されており逆走できない。そして人の列は遅々として進まない。 お巡りさんの数も半端ではない。同行の編集…
京都人でもあまり出かけたことがないと言われる、鞍馬の火祭りに、私の大学時代の同級生3人と出かけた。京都精華大学駅の市街化未調整区域の空地に車を置き、電車で鞍馬に出かけた。なるほど鞍馬は、逆走ができない一方通行のすごい列だこと。それがまたなか…
夜、突然名古屋の同級生から電話があり、「明日、鞍馬の火祭りに車で行きませんか?」、というお誘い。でっ、鞍馬電鉄の三つ手前の駅に駐車場があるからそこに車を止めて電車で行き、ピークの21時をすぎたら戻って京都市内で飲もうという企画だ。私も人出の多…
昨日は、PENmini E-PM1を売り払った。PENボディが1台減ると寂しいかと思ったがデスクはすっきりしたので、減らして正解。やはりボディ5台は多すぎた。といってPENは小型精密機材なので壊れることもあろうから、最低ボディ3台あることが理想だろう。月末にはP…
京都の朝は、寒い。空は秋晴れだが、家の前の路地を、なんと木枯らしが吹き抜けてゆく。あれっ、もう心地よい秋は終わりかな。そうなると、あと二カ所程残っている北陸地方の民家集落探訪を急がなければならない。 さてそれまでに、今月末発売の新機種PEN E-…
今日は朝食抜きを余儀なくされ、健康診断の後はステーキを食べに行く、と昨日のブログに迄豪語したが、結局超の字が三つつくぐらい遅れている卒業論文の学生指導が長引き、昼に至り学食で定食だった。 その後、都市センターのライブラリーに出かけ、四つの仕…
今日は、Macに懸案事項となっている仕事のフォルダーをつくった。 直近の締め切りは12月から始まる講義のレジメである。ついで論文、大学の紀要原稿、期間の長いものでは、ライフワークの一つとなる単行本の執筆と、4個のフォルダーができた。ただしその中に…
一寸また旅に出たくなった。といって今週は、健康診断やり卒論の指導があるので無理だな。さてどうしたもんか。 今日は暑かったという声を聞く。どこが!?、というのが私の実感。卒論生の指導で頭は熱かったかもしれないが。研究室の窓を開けていても、私の体…
さて、多忙な月曜日、乗り切れるだろうか?。いや、そんな弱気ではアカンので、どうやって乗り切ろうか!、ですねと思いながら出かけた。 午前の講義は無居力な学生が多いので難なく終わり、午後から実習の授業でコンピュータルームにこもっていた。完全空調と…
輪島の街を歩いていると、古い建築様式のデザインに合わせる、というポリシーを感じる。 この画像の手前の建築は、プロポーションからするとこれは昔の蔵のようだが、よく見ると現代建築であろうか。蔵に続く部分は現代建築の意匠だし、その先に中庭が垣間見…
輪島の本町通は、特に指定を受けたわけではないが、昔ながらの街並を復元し、維持しようとしている。もちろんこんなところまで観光客は来ないが、街並の維持は観光と言ったそんな小さな話ではなく、街全体の基本だという認識なのかもしれない。 それにしても…
個人的には、街の角という人が集まりやすいよい位置に神社があるなと思ったりしている。 祭が開かれ、縁日が立ち、そして近所の人々が集まるのだろうか。縁日というのは、仏様と触れ合うという意味だ。地方都市らしい落ち着いたたたずまいが、素敵である。 …
輪島の朝市をやりすごして、いろは橋をわたり本町の街並へでかけた。google japanには、河の名前が記載されていない。相変わらず専門家にとっては中途半端な地図だと実感。英語では、川の名前に定冠詞をつける位に、意味があると思うが。そう思ったら勝手に…
輪島の朝市、それだけ書けば私などが何も言うことはない。この朝市には、和倉温泉泊まりの観光客を朝早くから引き回して2時間の道のりを観光バスが群れをなしてやってくる。 「おや、梅干しかぁー」、「スーパーの梅干しと違って防腐剤が入っていないから辛…
どこか宮崎駿の映画「となりのトトロ」、あるいは「千と千尋の物語」の舞台を思い出す。街の空気なのかオリンパスOM-Dのリーニュクレールのモードなせる故か。 私のイメージだが、 冬のしばれる寒さの朝市の露天とか、夜の雪と家の明かりとがコントラストと…
特に国からの法律の指定は受けていないが、整備された街並だと思いながら、朝の輪島の街を歩いていた。地元の人も街並を整えようと努力しているようだ。そのことが街全体に違和感のない景観としてみられる。それは、私たちが訪れる前には予想していなかった…
朝早めにホテルをチェックアウトして、輪島市内の街を散策していた。古い建築を再生するといった具合に積極的に残したり、電柱を地中化するなど、随分街並に配慮しているんだなと思いつっていた。日本海沿いの能登半島の先端という遠距離にあり、山沿いで鉄…
リーニュクレールも、暗くなると撮影機材のピントが合わず、このあたりが限界か。 私が理想とする日本旅館のすごしかたをまとめてみた。 午後も遅い頃温泉旅館にだどり着く。部屋に案内されると露天風呂がある。早速町の夕景を見ながら風呂に入ってから、肴…
さて、輪島の町のビジネスホテルに帰るか。帰りがけにタクシーの運転手さんに、観光客がよく行く店ではなくて、あなたがよく行く居酒屋を紹介して、といって連れて行ってもらった。そこはアットホームな空気があって魚が美味しかった。観光という要素を排除…
黒島は、西面が日本海であり、加賀市橋立のような遮る地形や樹木もなくまともに北西からの風を受け、海岸段丘であるため背後は小高い丘という立地であり、海岸線沿いの狭隘な土地に設けられた特色ある建築群を有する集落である。冬はどれだけの風が吹くのだ…
金沢市から内灘海岸沿いの高速道路を走る。眼下の日本海と砂浜と松林というシンプルな風景に感動しながら、2時間を超える頃に高速バスは輪島市に着く。 輪島市のお目当ては、重要伝統的建造物群保存地区である黒島地区だ。だが輪島市の観光地図を見ても、そ…
なんとも絵画的な橋立港である。実際に絵を描くために訪れる人もいそうだ。なかなかよい風景である。 港の左側に丘があって風を遮り、日本海とはくびれた水路でつながっているので、ここには荒い風も波もこない自然の良港である。日がな一日絵筆を走らせてい…