2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日の日曜日には、今年最後の目標である長岡京市郊外の光明寺に出かけた。数年前にこの寺を訪れたときは、田んぼの真ん中で30分に1本のバスを降ろされ随分田舎だなぁと思ったが、今は随時臨時バスが出ており、境内にはガードマンはいるは、露店は出ているは…
今日も原稿の締め切りがあるので、回想編である。先週の画像をアップさせた。一週間経てば回想するぐらいに紅葉の変化が早いのである。京都の紅葉も大方は盛りを過ぎている。もう終わり近いと言ってよいだろう。今年は1週間程、紅葉になるのが早かったようだ…
紅葉回想と書いたが、つまり忙しくて紅葉どころではなかったので、先週の写真をアップさせたという意味である。 昨日一日名古屋の仕事につかまり、慌ただしく京都から往復した。あと一つ行きたい寺院があるのだが、それは来週に行きたい。そんなわけで紅葉に…
今年の紅葉行脚も少し横道にそれて、今日は清水寺の夜間拝観をアップさせた。京都観光情報のWEBでは、盛りの表示がしてあった。個人的には、少し盛りを過ぎているようにも思われたが、いつもなら店じまいしている商店も開けており参拝の人は大変多かった上に…
盛りを過ぎた大徳寺高桐院へ散歩に出た。まだ紅葉は十分残っており、茅葺きの苔が生えた門や、あの灯籠が一つポンと置かれた極めて簡素な庭園に、落ち葉が広がっている風景は、秋の寂しさを感じさせてくれる。 この時期は、市内の幾つかの寺社も盛りを過ぎつ…
今日のカットは、一昨日の月曜日の霊鑑寺の画像である。あまり変わらんだろうという意図で掲載している。ここはもう終わりに近いのではと思う。季節毎にしか公開しない哲学の道沿いの小さな寺である。昨年は、もっと盛大に紅葉していたのだが、ことしは気候…
散歩とはいえ、毎日紅葉狩りに奔走していると、いささか飽きてくる。今日は小休止だ。 最近の東京では、喫茶店が大幅に減ってしまった。ドトール珈琲のようなショートスティの、まさに珈琲を飲むだけのお店は数多いのだが、一寸した仕事ができて、長居ができ…
昨日の日曜日に撮影した常寂光寺。僅かに緑色が残っているが、見頃には違いない。個人的には、もう少し後の方が良いと思うのだが、そんなことを言って待っていると、すぐに散ってしまうところだ。 京都の庭園は、すべて人間の手によって創り出された美なので…
今日の散歩は、朝早く天龍寺にでかけた。ここの庭園は、どんな季節に出かけても見応えがあるところだ。ゆっくり散歩をしたければ、開門時間と同時にゆくのがベストだ。少し時間が経つと、拝観者が大挙してやってくる。 紅葉の最盛期は、まだ一週間ぐらい早い…
最近の京都も最高気温が12°前後であり、「おさむうございます」と挨拶するようになってきた。 先日、東京の昼間の気温が7°と人づてに聞いた。それでは京都より寒いではないか。 今シリーズも3回目。特に紅葉の季節は、 遅れてはなるまいと思いながら今情報に…
昨日は、天気も晴れたり曇ったりで、昼間は原稿書きに没頭していた。夕飯を食べる前に、自宅からバス1本でゆける洛北の曼殊院でライトアップをしているので散歩がてら出かけてみた。私の記憶では、ここのライトアップはあまり聞いたことがない。 バス停から…
光に透明感があり、薄日がさしていたので、筆を置いて午後から散歩に出かけた。 永観堂では、今頃から紅葉の最盛期が始まりだしたと理解すべきだろう。日当たりや樹種によっては、まだ紅葉にいたらないところも少しばかり残っていた。今週から来週にかけて朝…
ズームレンズと異なり、単焦点レンズは、背景のボケ味 がとても良い。もっと単焦点レンズが見直されてもよいと思われる。GF-1は、マウントアダプターを介してどんなレンズでも付けられるので、操作は面倒になるが、是非試みることをお勧めする。 このような…
今日のカットは、京都人なら誰でも知っている寺町通りの肉屋さんの飾り窓を、ズミクロン35mm/f2.0で撮影したものである。 この銀色の小振りなレンズは、GF-1のマウント径よりも少し小さい鏡胴であり、もちろんGF-1に付けたスタイルも格好が良く、しびれる感…
あなたの街に写真館があれば、 アニバーサリーな日に、そして気が向いたら、気の合う仲間達と、記念撮影をしてみることを、私はお勧めする。 私は大学を出た頃だったと記憶しているが、清水市内の同窓生の家に、7人ほどの仲間が全国から集まりコンパをしてい…
撮影機材を一切持たずに、パソコン一式を詰め込んだラックを持ってくるフォトグラファーも、今の時代はいるだろう。 例えば、あなたが写真道楽家で、ある時会社の上司から、新商品の撮影をして欲しい、と依頼されたとしよう。道楽が仕事になるなんて素晴らし…
私が、プロデュース企業に勤めていた頃の話である。建築プロジェクトが竣工すると、いつも竣工写真をナカサ&パートナーズの中道さんに依頼していた。 すると彼は、2台のベンツワゴンに数人のスタッフと大量の撮影機材を抱えて撮影現場に乗り込んでくる。 例…
街中で催事などを撮影していると思うのだが、スチール写真の撮影機材というのは、撮影を職業としている腕章を付けた人達と、撮影を道楽としている人達とが、同じ機材を使用しているというのが不思議な現象だ。 私の大学の研究室を覗くと、工学系の研究室が半…
容易に持ち歩ける軽い道具があると、それまで諦めていた風景に眼がゆくようになる。掲載したカットは、いつものGF-1に180mm相当の単焦点レンズを用いて、御所の庭から室内の障壁画を撮影してみた。あら!なかなか美しいではないですかという新たな発見があっ…
個人的には、三脚が嫌いである。まず重たいし、撮影のフットワークが悪くなる。それに京都の多くの寺院では、三脚が禁止されている。 といって三脚を使用して撮影した方が、果然しっかり撮影ができることは、自分でも理解している。足元には、かってプロフォ…
京都御所御常御殿は、いにしえの宮廷人達の暮らしの場であった。そんな暮らしの場である住まいとして捉えれば私の専門分野である建築の話題になってくる。そう思いながら拝観してゆくと、これはとても住めるような設えではないと思われる。 まずこの威風堂々…
今日は、いつも私が使用しているFuji FinepixS5proにニコンのズームレンズを付けて撮影した画像をアップさせた。これと、古ライツMレンズとの大きな違いは、歪曲収差である。 このカットでは、それはあまり解らないが、建築物を撮するとすかさず違いがわかっ…
昨日は、我が町内のお火焚き祭(おひたきさい)であった。昼前に市比売神社から神主さんにきていただき、大祓詞(おほはらえのことば)をあげてもらいながら、護摩木に火をともし、お祓いをしていただいた。 大祓詞というのは、第一段が高天原の理想の国の姿をこ…
GF-1を購入するときに、オプションにあったデジタル液晶ファインダーを追加した。もちろん光学ファインダーと同じような撮影スタイルを維持したいからである。 液晶ファィンダーはデジタルだから、光学ファィダーのようにリアルタイムで画像をみられない。デ…
GF-1がハーフサイズ近似故にバックフォーカスが短く、使用に際しては制約があるものの、多くの製造メーカーのフルサイズ・レンズシステムが、レンズマウントを介して付けられるのには意味があり、また魅力的な点である。つまり何でもありの世界にしてしまっ…
GF-1は、普通の小さな機材だから、そんなに話題があるわけではない。数少ない話題の中で今日は、将来意味のありそうなGF-1のマイクロフォーサーズ・フォーマットについて記しておこう。 このサイズは、20世紀フィルム時代のハーフサイズに準ずる規模である。…
デジタル一眼レフで撮影していると、ズームレンズを多用するために、レンズの特性上 画面全体にわたりシャープな画像のストックが増えてくる。 だから時として単焦点レンズが持っている良好なボケ味を、私自身が忘れそうになる。それでGF-1で古ライツレンズ…
カットは、フォーサーズ様式だと270mmになるLヘクトール135mmレンズをGF-1に付けて、手持ち撮影をしてみた。ボディ+レンズで重さは600g代だろう。 デジタル一眼レフに約300mm近いレンズを付けて、この質量は大変軽い。長焦点レンズだと手ぶれ補正が欲しいと…
名古屋からの帰路に、時々名神高速バスを利用する。時間はかかるが、料金が安い上に、ゆったりと寝られるというのが理由だ。それに最近は、急いで帰らなければならない仕事もない。 先々週ぐらいだったか、名神高速バスで熟睡し、そして何気なく起きたら、眼…
今日はボディに付属して着いてきたパンケーキレンズLUMIXG f1.7/20mmASPHを試みた。 使用感を言えば、画面全体にピントが届き、そして相当にシャープで解像力もあり、なによりも20mm(35mm換算40mm)という使いやすい仕様であり、何のためらいもなく優れたレン…